サツマイモはどんどんツルが伸びてきて、地面に広がっていきます。
そのとき、茎の節から根を出して、地面にしっかり生えつきますが、同時に芋も育ちます。
そのため、ツルを地面からはがす作業を、時々行っていきます。
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これをほおっておくと小さな芋が育ちます。
養分が分散されてしまい、株元の芋の育ちが悪くなるといわれています。
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この伸びたツルの先にできた芋は、これ以上大きくならないようです。
もう少し大きくなってくれれば、ありがたいのですが…。





6月24日
苗を植えて3日目です、若干しおれ気味。
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6月29日
苗を植えて8日後、茎がしっかりしてきました。
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7月5日
苗を植えてから約2週間後、いつもなら枯れ落ちる葉ですが、今回は葉も元気です。
7月2日ハロウィンP_20200702_110151[1]

今回は、どの苗も枯れることがありませんでした。
ボランティアのみなさんに丁寧に植えてもらったおかげと、天気が雨続きだったのが良かったようです。

1か月後のサツマイモ苗。
雑草もかなり増えてきました。

1Pか月後_20200728_111022
左端:ほしこがね、くりこがね
中央左:紫芋、ハロウィンスイート
中央右:鳴門金時
右端:安納芋

鳴門金時と、安納芋は四国から来た苗で、昨年同様に成長が良いようです。

毎年恒例の、サツマイモ栽培収穫体験ですが、新型ウイルス対策のため、
募集ができませんでした。
しかし、秋には収穫体験ができるようにと、苗を植えることにしました。

NPO会員さんへお手伝いを募ったところ、3組のご家族が参加しました。

まず、農家さんに、耕運機で大まかな畝づくりをしてもらい、
そのあと、手作業で、鍬を使って、高い畝を4列作りました。ⓟうねたて_20200621_110143
畝の斜面の土を、鍬の背でおさえて整えています


マルチ_20200621_111926
できた畝に、黒いマルチシートをかけます。



マルチ2P_20200621_111938
シートの両脇に土をのせて、踏みつけて固定していきます。


次は苗を植えます。
ⓟほしこがね_20200621_104901
左は「くりこがね」 紅あずまの変異品種で、白い芋です。
昨年は収穫高が1番ありました。

右は「ほしこがね」干し芋用の品種です。
従来の干し芋品種の良いところを受け継いだお芋です。
今回は、はじめて植えます。



ⓟむらさきハロウィン_20200621_104858
左は「紫芋」です。10本だけ。
右はハロウィンスイート。最近の品種で、中味はオレンジ色で、焼き芋が美味です。

バイオ鳴門_20200621_104854
左は鳴門金時のバイオ苗です。
バイオは、病気に負けないように品種改良されています。

右は、従来の鳴門金時の苗です。



鳴門金時P_20200621_104852
こちらは安納芋の苗です。

いずれの苗も、サツマイモの本場の九州と、四国から取り寄せました。



マルチかけが完成した後、苗を植えました。
30~40センチの間隔で、マルチにスコップで穴をあけて苗を植えました。苗上_20200621_120132
苗を植えた後には、根本が乾燥しないように土をかけました。
苗が、植えてから、根が張って成長するには適度な水分が必要です。
そのため、サツマイモを植えるときは、曇りや小雨の天気がちょうどよいようです。

お手伝いくださったみなさま、ご協力をありがとうございました。

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